エッ?!超クレイジーじゃね?
川崎です。
昨日の帰り道のことです。
時間はもう19時を回って、外は真っ暗。
片道2車線の国道を歩いてました。
歩道は、雪が寄せられていて、
大人がすれ違うくらいの幅しかありません。
歩いていると、少し前にある保育園から
一組の親子が歩道に出てきました。
いくつくらいかな〜。
わりと大きな男の子だったので、きっと年長さん。
緑のダウンジャケットを着てました。
お母さんはポニーテールだったかな。
で、その親子を追い抜こうというとき、
目の前で男の子が
急にクラウチングスタートの体勢になったんですよ。
まぁ、子供なんて何するかわかんないし、
元気な証拠だし、微笑ましく思ってました。
・・・ただ、カワイイんだけど、私の通行のジャマになってます。
それに気づいた子供がコチラをひょこっと見て、
「すぃ〜ちゅれ〜(失礼)」
と、ちょっとふざけた感じで言ってきました。
これだって、別にイラッとなんてしませんよ。
こっちだって子を持つ身ですからね。
おもろい子やな〜と私も微笑み返しました。
その瞬間、「エッ?!超クレイジーじゃね?」って事が起きました。
いや、ふつう子供がふざけて、
通行のジャマになったときってどうします?
親が「すみません、コラ、早くよけなさい!」
って子どもに注意して、コチラにあやまりません?
私はそうやって生きてきました。
自分の子供が同じことをしていたら、注意します。
「お詫び+注意」これセットです。
でも、ちがうんだぜ。
母親は子どもにふざけた口調でこう言ったんだ。
「ウザっ、それウザっ(笑)」
そして、それからも子どもと
キャッキャとじゃれ合って、
ケラケラ楽しそうに笑ってんだ。
えっ、オレは?
オレへの気づかいは?お詫びは?
オレのことなんて、存在していないかのように、
まるで空気のように、、、一切触れないんだぜ。
(えっ、オレ、生きてる?それとも成仏した?)
私の常識とはあまりにかけ離れた親子の振る舞いに、
数十メートルほど放心状態で歩いたもんね。
まさに、心ここにあらず。
なるほど、たしかに存在してないわ(笑)
そのあとも、「なんなんだ、今のできごとは?」と、
永遠にこたえの出てこない考えをいろいろ巡らせて、ちょっと悶々とした気持ちで家路につきました。
まぁ、楽しそうな親子で子どもも
愛情たっぷりに育てられて
自己肯定感高い子どもに育ちそうでよかったな〜
そう思ったら気が楽になりました(笑)