こんにちは、川崎です。
今、世の中は空前の「時短ブーム」です。
動画で言えば、数年前は
20分、30分、1時間のものが多く、かつ、視聴もされていましたよね。
ですが、最近だと「1分程度」のショート動画が主流です。
それまでの比較的長めの動画は、
よほど興味・関心を引かなければ見られなくなっています。
これは文章も同じと言えそうです。
Twitterも基本は140文字ですが、それよりも短く
箇条書きで書いたもののほうが反応が良かったりします。
メッセージは短くしたほうがいいのか?
じゃあ、起業家として、何かを売る側として、
我々もマーケティングメッセージやセールスコピーを短くしたほうがいいのか?
答えは「否」です。
たしかに、短く伝えることができるに越したことはありません。
でも、何かを売る場合、必要なのは「欲しいと思わせるに足る情報量」です。
それは、あまり世間に認知されていない商品だったり、
高額な商品だったりするばあい、とくに「多くの情報量」を必要とします。
たとえば、生涯の伴侶となる結婚相手を、A4用紙1枚のプロフィールシートで決められますか?
家や車を買うときに、パンフレットだけで即決できるでしょうか?
ムリですよね(笑)
結婚相手だったら、最低でも半年以上付き合ってみるのが一般的です。
車だって試乗したり、似た車種と比較したり、なんだったら
車雑誌を買って細かな情報を集めるかもしれません。
家も同じくです。
そんなときに、短い情報量しか与えることができなかったら?
そうです、売れるものも売れません。
短い文章の人は、それしか書けないのである
たいていのばあい、短い文章ばかりの人は、
読み手のことを考え、長い文章をわざわざ削って短くしているのではありません。
長く書けないから、短く書くしか選択肢がない、のです。
ですが、これだとさっきも言ったように、
・認知されていない商品
・売りにくい商品
・高額な商品
なんかを売るときに、圧倒的なハンデになります。
逆に、長文も短文も自由自在に使いこなせたらどうでしょう?
それで、売りにくい商品もバンバン売れるとしたら?
最高ですよね!
どちらも使いこなせるようになるには、
「長文を書くスキル」が必要です!
でも、これを聞いたあなたはこう思うかもしれません。
長文なんて書けないよ!ムリムリ!
「長文なんて書いたことないし、書けそうもないです。ムリです!」
その気持ちはよくわかります。
じゃあ、ここでひとつあなたに質問があります。
今まで、何かの話題について、ついつい夢中になって時間を忘れて喋ってしまった。そんな経験はありますか?
仕事に関して、趣味に関して、恋愛に関して、政治に関して、思想に関して、、、
なんでも構いません。
きっと、仲の良い友達とだったら、
こういったことに花を咲かせて一晩中話せるのではないでしょうか。
もし、あなたがこれに頷いてくれるんだったら、、、
大丈夫!あなたに長文を書く素質が十分あります!
安心してください(^^)/
長文を書くというのは、天性の才能が必要なワケではありません。
必要なのは「方法論」です。
つまり、「長文を書く方法」を学ぶこと。
1度学んでしまえば、あとは練習を繰り返すだけで、
自分でもビックリするほどに長文をスラスラと書くことができるようになるでしょう!
今、私もここまでで約1300文字書いていますが、これはまだまだイントロの部分です。
全部書いたら、5千字くらいになってしまうかもしれません
(これはちょっと予想外だぞ・・・ほかにやらなきゃいけないことがあるってのに・・・)
そんなスラスラと長文が書けるようになる秘密をここでは公開していきます!
もったいぶらずに、さっそくお伝えしちゃうと、、、
長文を書く極意は「素材集め」にあり!
はい、長文を書く極意は「素材」なんです。
我々はゼロから物語を紡ぐような小説家ではありません。
もし小説家だったら、私がイメージするのは、
空白の原稿用紙と対面し、苦悶の表情を浮かべながら1文字1文字を紡いでいく。
そして数行書いたところで気に入らずに、えぇい!とクシャクシャに紙をまるめて、ゴミ箱にポイする。
こんなイメージです(古いですか?w)
でも、これって文章を書くときに、
大半の日本人の頭に真っ先に浮かぶ光景じゃないでしょうか?
そして、これが「文章を書くのが辛く苦しい、大変な作業だ」と思わせる
諸悪の根源じゃないのか?と、私は思うワケです。
そんなネガティブなイメージを、
これからは以下のように書き換えてみてほしいです。
論文を書かなきゃいけない大学生が、どうしようと悩んでいたとき、たまたまあるサイトを見つけた。
(自分の研究テーマにドンピシャの内容が書かれたサイトだ!)
さらにネットサーフィンしてみると、
似たようなテーマのサイトがほかにいくつか見つかった。
そして、閃いた!
これ、それぞれのサイトからちょっとずつコピペしたら、超ラクに論文ができそうだな・・・
そして、この大学生は閃きを実行に移したのであった。
ここでは、善悪の判断は置いておきます(笑)
大学生の労力をイメージしてください。
めーーーーーーっちゃ!ラクそうじゃありませんか?(笑)
この大学生は、ゼロから創作をしたわけではありません。
ネットでいろいろと調べて、論文に必要な素材を見つけることができた。
それをウマく加工して、論文(文章)にした。
これなんです!
これからは、このイメージを持って文章を書くようにしてほしいんです。
さっき、あなたにこんな質問をしました。
今まで、何かの話題について、ついつい夢中になって時間を忘れて喋ってしまった。そんな経験はありますか?
なぜ、あなたが時間を忘れて喋り続けることができるのか?
それは、すでに頭のなかにアウトプットする素材がつまっていて、それを口にするだけだからです。
その能力があるんだから、文章でも同じことができます!
素材って具体的にいうと?
じゃあ、セールスやマーケティングのために必要になる文章の素材って、一体なんなんでしょう?
代表的なものに、以下のようなものがあります。
ここでは、個人的にここ最近で1番ウマいマーケティングをしていると思っている
空気清浄機の「Airdog」を例に、素材例をあげていきます。
素材その1.事例
これはお客さんの声だったり、その商品を使ってみての
「ビフォー・アフター」や実際に出た結果・効果だと思ってもらえればOKです。
Airdogは、ここのアピールが非常に優れています。
・病院などの医療施設
・学校
・旅館
・お寺
・球場
このようなところで採用されています、というテレビCMを見たことがありませんか?
病院や学校という場所は、清潔な環境であることが望ましいとされています。
そこで採用されているとなれば、
「この商品はすばらしい効果があるんだ」ということを暗に示すことができますよね。
それに加えて、誰もが知っているような施設や、
老舗の旅館・お寺などにも置くことで、
彼らが長年にわたって培ってきた信用までも借りることに成功しています。
だから、「なんだか権威ある空気清浄機ブランド」のように感じないでしょうか。
ちなみに、Airdogが日本で販売されたのは2020年4月からのようです。
たった3年とは思えない威厳を感じませんか?
素材その2.エビデンスやデータ
これは、お客さんにする約束を証明するための材料です。
Airdogの場合、ホームページにいくと
「シリコンバレーで開発された世界最強レベルの空気清浄機」
というキャッチコピーがまず目に飛び込んできます。
つまり、
「空気がメッチャキレイになるよ」
ってことを約束しているので、なぜそれが可能なのか?を証明する必要があります。
Airdogの場合だと、それを
ー ウイルスの6分の1サイズ0.0146 μmの微細粒子まで除去。
ー 米国特許技術を用いた世界初のTPAフィルター搭載。
など、他にもたくさんの特徴やデータを伝えることによって、説明しています。
素材その3.エピソードや実体験
これは、素材その1.で出てきた事例をより深掘りすることで、エピソードとして活用できます。
ほかにも、販売者であるあなたや
開発責任者のエピソードも使うことができます。
Airdogの場合、開発者や社長のエピソードは出てきません。
ですがもしも、創業者の理念や開発秘話などあれば、それも立派な素材のひとつになります。
仮にですが、創業者のエピソードとして以下のようなものがあったらどうでしょう?
私には、ぜんそく持ちの3歳の男の子がいました。
空気のキレイな自然のある場所だと、元気に伸び伸びと遊べるのですが、我が家があるのは都会でしたし、車の交通量も多く、決して空気がキレイとは言えない環境でした。
家でもつねに吸入器を手放せないのですが、ある日、うっかり忘れて出かけてしまったことがありました。
そのときは、夫婦で青ざめ、症状が出てから、彼もとても苦しんでいました。大急ぎで救急車を呼び、病院にかけこみましたが、その間はまるで地獄にいるかのように長く感じました。
そんな日常が当たり前になったとき、強い憤りを感じたのです。
せめて、1番長く過ごす家という空間だけは、身体だけじゃなく心から休まる場所にしてあげたい。
それが私が空気清浄機を作ろうと決心した、きっかけになったのです。
この空気清浄機は、多大なエネルギーを投下して作られた製品だという印象を与えられそうじゃないですか?
素材その4.歴史
Airdogの場合は、歴史は浅いんですが、さっきも言ったように
歴史あるクライアントを獲得することで信用の又借りに成功していますよね。
歴史というと、「創業○○年」とか「大正○○年創業」という時間の長さだけに目が行きがちです。
しかし、他にも使える材料はたくさんあります。
たとえば、「あなたが今まで、自分の分野に何時間を使ってきたのか?」というのも立派な歴史となります。
仮に、
・柔道歴10年(実際に使った時間は週に1時間で、1年52時間×10=520時間)
・柔道歴3年(実際に使った時間は週に10時間で、1年520時間×3=1560時間)
だと、どちらがより柔道に精通していると言えそうでしょうか?
ということなんです。
歴史が長ければ長いほど、そこにかまけて「創業30年」ですませがちです。
ですから、競合よりも年数が若いのであれば、逆にチャンスです!
そこに勝つべく、
「弊社は、○○の研究開発に12480時間を投下してきました!」
のように、どれだけ時間を投資したのか?をアピールして勝負しましょう。
このような素材が集まれば集まるほど、さっきのコピペ大学生(笑)のように、書くのがとてもラクになります。
コピーライティングで見落としがちな超重要能力
ここまででわかるように、書くっていうのは、
ゼロからアイデアを引っ張り出してくるもんじゃありません。
いいアイデアが浮かんでくるまで、真っ白な画面とにらめっこしていても、守護霊と話せないかぎりはインスピレーションも降りてこないでしょう(笑)
コピーライティングというと、さぞ文章テクニックだったり、
人を動かす心理技術に長けているんだろうと思われがちですが、、、
実は、それは最重要のスキルではありません。
それらは、集めた素材にたいして「どのように書くか?」という枝葉の部分なんです。
根幹の部分は「素材集め」であり、
それなくしての枝葉はもはや妄想をしゃべっているのと同じです(笑)
なので、コピーライティングで見落とされがち、
かつ全然魅力的じゃないので、多くの人にスルーされがち、だけれども、
超超超超超超!!!!!重要なのが
素材を集めるリサーチ力
なのです。
なので、これを見ているあなたはぜひリサーチ力を磨いてください。
ここではテーマがそれるので割愛しますが、
また別のコンテンツでもリサーチ力について取り上げようと思います。
(希望があればコメント残しておいてもらえると嬉しいです♪)
さて、ここまではいいでしょうか?
簡単におさらいをすると、
・長文なんて、練習すれば誰でも書けるよ
・長文は素材さえあれば書けるよ
・素材の代表例も4つ紹介したよ
こんな感じです。
これを踏まえて、
「じゃあ、具体的にどうやって書いていくのさ?」
という話を、私のメルマガ読者向けにしていこうと思います。
続きに興味がある場合は、ぜひメルマガを読んでもらえると嬉しいです。
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2000字以上は構成を練ろう
まず大前提としての考え方があります。
「2000文字以上書くときは、最初に構成を練ろう」
ってことです。
これが500文字とか、1000文字であれば、
勢いのまま書いてそのまま投稿することも可能です。
500〜1000文字だと情報量も多くないので、読み手もあまり大きな混乱はしないからです。
でも、これが2000文字を超えると、情報量が増えます。
それに比例して、伝えることが複雑になる可能性が増えるので・・・読み手が混乱してしまうんですね。
そうなると、読まれない・売れないとなります。
2000文字超えの文章を、何も考えずいきなり書くのは、
見知らぬ土地に、下調べもせずにいくようなモノです。
自分も相手(読み手)も困ることになるので、必ず構成を練るようにしましょう。
構成を練れば「何をどの順番で書けばいいか?」が明確になります。
そのため、あなた自身も途中で書くのにつまづきにくくなります。
ある程度の文量を書いて、途中で支離滅裂なことに気づき、
どこで修正すればいいかわからなくなって、はじめから書き直し。
これほど時間と労力をムダにし、
精神的な大ダメージを喰らうことはありませんからね(´Д`)
それを防ぐためにも、かならず構成を練るようにしましょう!
では、いよいよここからメルマガ読者限定の
・構成のつくり方
・書くときの注意点
(さっき、”書けないという人がいるんですが、それは”書き方”を間違えている”といった部分です!)
長文を書くための構成のつくりかた4ステップ
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