こんにちは、川崎です!
野球やサッカーを見ていると面白いもので、
トッププレイヤーでもチームが変わるとまるで活躍できないなんてことが起こりますよね。
良い例はメッシじゃないでしょうか。
バルサではあんなにバシバシと得点を決め、
バロンドールも3年連続(でしたよね?)で受賞した経歴もあります。
でも、アルゼンチン代表だと思ったような活躍ができません。
何がその原因か?というと、
「周りの人達との関係性」でしょう。
バルサの方が、チームメイトと共有する時間が長い分、
周りもメッシの活かし方をより深く理解しているんでしょうね!
だから、あうんの呼吸で メッシが欲しい場所でボールがもらえ、シュートがバシバシきまる。
まぁ、僕はそこまでサッカー通じゃないので要因は他にもあるでしょうが。
活性化しないチームがやってしまうこと
これはチームで仕事を進める我々も同じことがいえます。
メンバーの長所を発揮させることができれば、
その人は最大限のパフォーマンスを見せてくれます。
これを「品上がる(しなあがる)」と言います。
逆に、メンバーの短所が浮き彫りになるような関わり方をすると、その人は本来の力をまったく出せません。
アルゼンチンのメッシのようなもんです(笑)
この状態を「品下がる(しなさがる)」と言います。
で、チーム同士で「お互いを分かり合えない」と全体が品下がります。
具体的には
「なんであいつはあんな行動を取るんだ?」と自分の視点や価値観で相手の言動を捉えてしまうと、
相手の意図がサッパリ理解できません。
すると、上のポジションの人が
「こうやれ!」とマウントを取ってしまうんですよね。
だから、下の人はやる気がなくなり、指示待ち人間になったりします。
するとさらに、「あいつは指示がなけりゃ何もしねぇ!」と
不満がつのり、チームはどんどん悪い方向へ向かってしまいます。
それは望む所ではないハズ!
チームを活性化させるたった1つの”問い”とは?
では、どうすればいいか?
重要なのは、
上に立つ人が自分の視点・価値観に囚われずに
「この人は、どうしたら最高の力を発揮できるか?」考えること。
それができるとチーム全体が品上がるので、良い仕事ができますよ!
先日あった実話ですが、とあるビジネスの立ち上げに参画しました。
僕が入るまではどんな状態だったか?というと、
お互いの意思疎通をはかろうと、
- ネットに落ちている情報
- 参加したセミナーの情報
- 学んだ情報
をいろいろとシェアしている状態でした。
ですが、シェアすれどシェアすれど、
プロジェクトを立ち上げにいく様子が全然見えてこなかったんですね。
そこで僕が、メンバーの長所を考えたうえで
「サクッとまずは立ち上げて行動してしまいましょう!
価値提供できる知識・ノウハウはもう持っていますよ!」と
前に進むようアドバイスをしたんです。
すると、迷いが吹っ切れたのか、
とんとん拍子でプロジェクトが立ち上がっていきました。
ここで僕が「仕事が遅い」とか文句を言っていたら、
事態は進展どころか悪化の一途を辿っていたのは想像に難くありませんよね。
期待以下の働き?それは一時的に、です。
あなたにもそんな経験があると思います。
イライラもしますよね。わかりますよ。
そんな時は
「あいつはわかってくれない」
「あいつは使えない」
という考えにエネルギーを浪費するのではなく、
「この人は、どうしたら最高の力を発揮できるか?」
という問いにエネルギーを使ってみてください。
なぜなら、そのメンバーは機能が一時的に停止しているだけだからです。
たとえて言うなら、太陽に雲がかかっている状態です。
その雲を取っ払ったら、またキラキラと輝き出しますよね?
雲がかかった状態を嘆くのか、雲を晴らすのか?
を選択できるのはあなた自身ですよ!
チームを、組織を、会社を!品上がらせていきましょう^^
川崎達郎